マイクロソフトは28日、コントローラーを使わずに体感的に操作ができる「キネクト」のアップデートを2月以降に行うと発表しました。
アップデートの内容は、より細かな動作を認識するようになり、ゲーム以外の分野でも応用できる範囲が広がると言うもの。
「キネクト」は発売当初、体感的な操作でゲームをプレイできる技術として、2011年11月の販売開始から1ヶ月で世界250万台を販売するなど大きな注目を集めました。しかし、体を動かして操作をするという性質上、利用するためにはどうしても広い場所が必要になってしまうため、日本国内では欧米に比べ家が狭いという住宅事情からあまり普及はしていません。
とはいえ、キネクトの活用事例は各種業界にまで広がっており、マイクロソフトはキネクトの斬新な技術を利用して医療分野でも事業化を進めています。例えば、医師が施術中にレントゲンなどの画像データを手を触れずに操作する技術「オペクト」などが、既に実用化されています。
将来的には「キネクトを利用して家の電化製品を操作できる」そんな時代がくるのかもしれません。
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