米Slashgearは28日、スタートアップ企業のMetaがEPSONと共同でARデバイスを開発することに合意したと伝えています。同社は既にエプソンのモバイルビューワ「モベリオ BT-100」と3Dカメラを組み合わせたプロトタイプを作製しており、このデバイスの開発キットを間もなくリリースするとしています。

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Metaは、昨年12月に Meron Gribetz氏がコロンビア大学のSteven Feiner教授の援助を受けて起業した会社です。以下のプロモーション動画をみて頂くとわかりますが、グーグルの”Project glass”ではディスプレイ(この場合は眼鏡のレンズ部分)に映像を直接投影しているのに対し、このデバイスはユーザーの前面の仮想空間上にAR映像を展開する方式を採用しています。

Metaが提供するプロモーション動画では、窓の表面やペットの顔といった実空間上の物体にAR映像を重ねている様子が描かれており、また、AR空間上のオブジェクトに触れて各種操作を行うユーザー体験も可能であるとしています。さらに、Facebookの『いいね!』機能と連携するジェスチャー操作を行なっている場面も登場します。

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現状のプロトタイプはお世辞にもかっこいいデザインとは言えませんが、今後はファッション性も考慮して、より自然な製品デザインへ進化させていくとしています。また、現在使用しているモベリオ端末はバッテリーパックを搭載した状態でも連続使用可能時間が6時間と短い事が課題となっており、現状のLCDディスプレイを視認性向上と消費電力低減のために有機ELディスプレイに置き換えることも検討しているとのことです。

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Project glassと比較しても一歩踏み込んだ技術を実現している印象がありますが、こういった先端技術開発の現場で日本製品が使われているかと思うと、なんだか嬉しくなりますね。

[Slashgear]