The Next Webは27日(現地時間)、サムスンが自社製端末を対象に提供している音楽サービス「Music Hub」を、他社製端末にもサービス対象を広げる計画をしていると伝えました。
サムスンの提供する「Music Hub」は、アップルの「iTunes」などに似た音楽管理サービスで、楽曲の購入や同期・再生などをすることができます。「Music Hub」は昨年の「Galaxy S3」の発売と同時にサービスが開始され、現在は「Galaxy S3」と「Galaxy Note 2」でのみ利用が可能だということです。
The Next Webによると、サムスンのメディアソリューションセンターでシニアバイスプレジデントを務めるTJ Kang氏が、「現在欧州の6ヵ国のみで提供しているMusic Hubの提供エリアを2013年中にも全世界に向け拡大していく予定である」と話したということです。また、「今後は、他社製端末にもそのサービス対象を広げていく」としています。
Kang氏は、グーグルの提供する「Google Music」やアップルの「iTunes」、アマゾンなどからダウンロードした楽曲なども「Music Hub」で一括して管理、同期・再生することができるとしており、サムスンがこの計画を実行すればサムスン製端末以外のユーザーにも「Music Hub」が浸透していくものと考えられます。
The Next Webは、「Music Hub」が浸透すれば音楽の管理方法で消費者が1つのメーカーに縛られることが軽減されるかもしれないとしています。
なお、iOS端末についてはアップルが許さない限りiTunesとの同期しかできないものと思われます。
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