パスワードの文字数を多くしても「文法に従ってパスワードを設定している場合」、強固なセキュリティを保てない場合があると、カーネギーメロン大学とマサチューセッツ工科大学の研究チームが発表しました。
同研究チームは、英語の文法に従って作成されたパスワードを解読するためにアルゴリズム(計算式)を開発し、16文字以上のパスワード1434個に対して使用したところ、10%の解読に成功したとのことです。
Webサイトでパスワードを設定する際、文字数の多いパスワードを設定しようと思う反面、どうしても覚えやすいパスワードに設定してしまうことがあると思います。
仮に「i love ggsoku」という11文字のパスワードを設定しようとした場合、同研究チームの調査結果を当てはめると「love ggsoku i」と文法を無視したパスワードの方がハッキングされにくいようです。
近年、Webサイトのハッキングが多く起きており、普段からインターネットを利用する人にとってはハッキングの被害は他人事では無くなっています。
今回発表された研究結果を元にパスワードを設定しても100%安全ではありませんが、定期的なパスワードの変更と合わせて、文法を無視したパスワードにすることがハッキングの被害から自分の身を守ることにつながりそうです。
コメント
コメントを投稿した際には、コメント機能利用規約(ガイドライン)に同意したものとみなされます
主要ニュースサイトなどの「許可サイト」以外のURLを含む投稿はコメントが保留されます