ASUSは、安価な10.1インチタブレット「ASUS Memo Pad Smart」を発表しました。プロセッサにはTegra3を採用しており、価格は360ドル(約3万2800円)程度になるとのこと。
「Memo Pad Smart」は、2月7日から10日までタイで開催された「Thailand mobile Expo 2013」にて公開されました。ここでは、ライバル機であるNexus 10と比較してみることにします。
Memo Pad Smart | Nexus 10 | |
搭載OS | Android 4.1 | Android 4.2 |
CPU | 1.2GHz クアッドコア Tegra3 |
1.7GHz デュアルコア Samusung Exynos |
ディスプレイ | 10.1インチ IPSパネル LEDバックライト 視野角170度 |
10.1インチ PLSパネル ゴリラガラス2 |
解像度 | WXGA 1280×800 149ppi |
WQXGA 2560×1600 300ppi |
RAM | 1GB | 2GB |
内蔵ストレージ | 16GB (ASUS WebStorage 5GB付) |
16GB/32GB |
外部ストレージ | microSDカードに対応 | 非対応 |
前面カメラ | 500万画素 | 500万画素 |
サイズ、重量 | 263(H)×180.8(W)×9.9(T)mm 580g |
263.9(H)×177.6(W)×8.9(T)mm 603g |
まさに廉価版Nexus 10といえるスペックです。画素密度やRAMがちょうど半分になっています。逆にアドバンテージとなっているのは、AsusのオンラインストレージやmicroSDに対応している点や、多色展開であるところです。
同製品の7インチ版である「Memo Pad」はNexus7に比べると、シングルコア搭載などロースペックである分、50ドル安価に価格設定されました。今回の「Memo Pad smart」はTegra3を搭載しある程度のスペックを確保した分、価格差は40ドル程にとどまっています。
gadgetjm氏がYouTubeに投稿した動画によると、カーブした縁のおかげで機体は持ちやすいとのこと。外装はプラスチックで、前面には130万画素のカメラ、背面にはステレオスピーカーが搭載されています。バッテリーはゲーム使用で5時間、通常使用で7時間、ビデオ視聴で9時間。動画再生のデモをみると、少々かくついているようにもみられますが、通常使用ではサクサク快適に動作しています(動画内での容量32GBはおそらく誤植)。
解像度が低いなどミドルスペックな今回の「Memo Pad smart」ですが、安価に10インチタブレットを使用したい人にとっては、良い選択肢の一つとなりそうです。
[Droidsans via phone Arena]
[Tech Crunch / Google Pad]
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