SamMobileは23日(現地時間)、信頼出来る内部情報として、サムスンの次期スマートフォン「Galaxy S4」は有機ELディスプレイと8コア(big-LITTLE技術による4+4コア)プロセッサ「Exynos 5 Octa」の搭載を見送ると伝えています。
同サイトによると、Galaxy S4に搭載が予定されていたExynos 5 Octaは熱問題から搭載が見送られ、代わりにクアルコムのクアッドコアプロセッサ「Snapdragon 600」を搭載するとのことです。Galaxy S4に搭載されるSnapdragon 600は1.9GHz駆動なので、HTC Oneに搭載される1.7GHz駆動のものよりも上位バージョンになります。
そして、もう一つ重大な変更点は「ディスプレイが有機ELから液晶になる」という点です。初期の噂ではGalaxy S4はフルHD解像度の有機ELディスプレイを搭載すると噂されていましたが、どうやらそれは見送られ「SoLux Display」という液晶ディスプレイが採用されるとのこと。
SamMobileによると、サムスンは今年初めにすでにフルHD解像度の液晶パネルの生産を準備をしており、さらに同社はフルHD解像度の有機ELパネルの生産が難航していることも有機ELの見送りにつながったのではないかと予測しています。
その他の判明したスペックは以下の通り。
ディスプレイ | 4.99インチ SoLux Display |
解像度 | 1920×1080ドット (フルHD) |
CPU | Snapdragon 600 1.9GHz |
RAM | 2GB |
内蔵ストレージ | 16GB / 32GB / 64GB |
背面カメラ | 約1300万画素 |
バッテリー取り外し可否 | 可能 |
サイズ | 140.1(H)×71.8(W)×7.7(T)mm |
重さ | 138g |
展開色 | Black / White |
熱問題からExynos 5 Octaの搭載を見送るのではないかという噂は先日もお伝えしましたが、どうやら有機ELパネルの搭載も見送られる公算が強いようです。Galaxyシリーズにとって有機ELディスプレイは自社の技術力を示す象徴でもありましたが、やはり、解像度が高くなれば生産の難易度が極めて高くなるという問題点は解決されなかったのかもしれません。
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