日本航空(JAL)は6日、同社が提供するチケットレスサービスが「Passbook」に対応したことを発表しました。すでに5日から提供されており、国内線搭乗分を対象に利用可能です。
「Passbook」は、米アップルがiOSを搭載したiPhoneおよびiPod touch向けに提供しているチケット管理アプリ。Passbookにチケットを登録するには iOS端末のSafariブラウザから行う必要があるため、PCなどから航空券の予約を行った場合には、一旦、iOS端末のSafariで「予約一覧」を参照した上で「Passbookに登録ボタン」を押下する必要があります。
このPassbookを利用することで自動チェックインカウンターを含むチェックイン処理が不要になるほか、搭乗ゲートが突如移動した際にも通知による案内が行われます。ただし、予約後に席移動を含む予約内容の変更を行った場合には通知が行われないとのことなので注意が必要です(※予約内容の変更後、再度Passbook登録することで通知が行われる)。
搭乗手続きの際には、他のeチケットと同様に二次元バーコードを搭乗口のリーダーにかざします。
JALでは以前から「eチケット」や「JAL IC」サービスを提供しており、チケットレスサービスの普及に努めてきました。ANAではiOS 6公開直後からPassbookへの対応を表明しており、今回、JALがそれに追従することになります。
コメント
コメントを投稿した際には、コメント機能利用規約(ガイドライン)に同意したものとみなされます
主要ニュースサイトなどの「許可サイト」以外のURLを含む投稿はコメントが保留されます