日本経済新聞は15日、JR東日本が駅構内の通信や防犯カメラなどの複数のシステムを統合する次世代ネットワークを導入すると報じました。この次世代ネットワークを導入することで、駅構内全域で公衆無線LANサービスを提供できるようになるとのことです。
新しくJR東日本が導入するネットワークは「オープンフロー」と呼ばれるもの。駅構内に設置されている構内放送用設備・電光掲示板・防犯カメラなどの複数のシステムを統合し、一括して「オープンフロー」を利用し管理するとのことです。
なかでも、新ネットワーク導入によって、今までは構内に設置されている自動販売機やキオスク周辺、店舗エリアでしか利用できなかった公衆無線LANを駅構内全域に展開できるとしています。
また、新ネットワークの特徴としては、駅の情報をサーバーで集約し、駅利用者が専用のアプリをインストールすることで電車の遅延情報や地震・火災などの異常時の案内を直接配信できる機能が存在します。
新ネットワークは2013年度中に東京駅で実証実験を開始して数年後を目処に導入し、今後は対応する駅を増やして行くとのことです。
[日本経済新聞]
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