NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル各社は7日、1月末時点の携帯電話契約数とMNP利用契約数を発表し、ドコモは契約数で12,900件の純減を記録し、MNP利用契約数では4年連続の転出超過となった。
2013年1月純増数
NTTドコモ | ▲12,900件 |
au | 167,500件 |
ソフトバンクモバイル | 241,600件 |
1月末時点の総契約数はドコモが6097万5200件、auが3698万4700件、ソフトバンクが3156万3600件となった。ドコモは2012年11月に40,800件の転出を記録して以来2ヶ月ぶりの純減とり、一方ソフトバンクは34ヶ月連続でトップとなった。
2013年1月MNP利用契約数
NTTドコモ | ▲144,700件 |
au | 83,900件 |
ソフトバンクモバイル | 61,800件 |
MNP利用契約数では、ドコモは2009年2月から4年間連続の転出超過となり、一方auは2011年10月から16ヶ月連続でトップになった。
ドコモの2012冬モデルには「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」など好調な販売を記録したモデルもあったが、1月22日に行われた春モデルの発表により既存モデルの買い控えが起きて契約数が伸ばせなかったものと推測される。2月9日にはソニーの新型スマートフォン「Xperia Z SO-02E」の発売を控えており、2月にどれだけ契約数を伸ばせるかが注目。
auは昨年9月に発売された「iPhone 5」の人気と、利用料金の割引で家族全員を抱え込む「スマートバリュー」や、「スマートパス」「ビデオパス」「うたパス」のような魅力的なサービスを提供することで他社からの顧客の獲得に成功したものと思われる。
ソフトバンクも同様にiPhone 5のセールスが契約数増加を牽引したものと思われる。
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