米グーグルは、現在行われているMWCのラウンドテーブル上で、同社が販売を手がけるSIM フリー方式Androidスマートフォン「Nexus 4」を日本国内に投入することを明らかにしました。具体的な時期や価格、販売形態は不明ですが、そう遠くない時期に発売されるものと思われます。
Nexus 4は、グーグルがLGエレクトロニクス社と共同で開発したスマートフォンで、最新OS「Android4.2」を搭載しているのが特徴。早期に最新バージョンのOSが配布されるNexusシリーズとしての利点を活かすことができます。
一方でLTEに未対応であることや、画面解像度が1280×768に抑えられるなど、昨今のハイスペックスマートフォンとは毛色が違う仕上がりになっています。しかし、リファレンス機としての “必要十分” を満たしていることや置くだけ充電「Qi(チー)」に対応していること、価格が安価に抑えられていることが大きな話題を呼び、需要を見余ったことも相成って極度の品薄状態に陥りました。
CPUにはSnapdragon S4 Pro、RAM 2GBを搭載するなど、基本的なスペックはハイスペックそのものですので、安価なSIMフリー端末の購入を検討している方には魅力的な端末であるといえるでしょう。
ちなみに、アメリカにおいてはGoogle Play上で8GB版を299ドル(約27,000円)で販売しています。
OS | Android4.2 |
本体サイズ | 133.9×68.7×9.1mm |
重さ | 139g |
ディスプレイ | 4.7インチTFT液晶(IPS) 1280×768ピクセル(WXGA) ゴリラガラス2搭載 |
プロセッサ | Qualcomm Snapdragon S4 Pro APQ8064 1.5GHz(クアッドコア) |
メモリ | 2GB(RAM)、8GB/16GB(ROM) microSD非対応 |
カメラ | 800万画素CMOS(背面) 130万画素CMOS(前面) |
対応周波数 | GSM(850、900、1800、1900MHz) WCDMA(850、900、1700、1900、2100MHz) |
パケット通信 | 2G PRS/EDGE、3G HSPA+ 21Mbps |
通信機能 | IEEE 802.11 b/g/n(Wi-Fi) Bluetooth v4.0 NFC(Type-A/B) ワイヤレスディスプレイ(Miracast) ワイヤレス充電(Qi準拠) |
バッテリー | 2100mAhリチウムポリマー(交換不可) |
外部端子類 | SlimPort HDMI、microUSB 3.5mmオーディオジャック |
センサー類 | 加速度、ジャイロ、近接、ライト 気圧、デジタルコンパス、GPS/GLONASS |
その他 | microSIM準拠 |
コメント
コメントを投稿した際には、コメント機能利用規約(ガイドライン)に同意したものとみなされます
主要ニュースサイトなどの「許可サイト」以外のURLを含む投稿はコメントが保留されます