Engadgetは11日(現地時間)、サムスンのイノベーションセンター副社長を務めるDavid Eun氏がインタビューの中で、アップルとの特許紛争は業界の損失だと語ったと伝えています。
Eun氏はかつてAOLやグーグル、タイム・ワーナーやNBCにも所属していた人物です。
インタビューの中でアップルとの関係を聞かれ、「私の意見はサムスンを代表したものではない」と前置きした上で、業界人としても顧客としても「損失だ」と答え、アップルとの特許紛争を率直に終わらせたいと語りました。
同氏は両社の複雑な関係についても語り、「現在、両社は競争関係にある一方、サムスンはiPhoneが売れるたびに利益を得られる」とも語りました。これはiPhoneに搭載されるプロセッサの製造をサムスンが担当していることなどを指しているものと思われます。
先日、アップルのCEOを務めるティム・クック氏は、過去にサムスンを訴えることに反対していたとお伝えしましたが(リンク)、サムスンも今日の訴訟合戦には辟易としているようです。
[Engadget]
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