博報堂は12日、昨年11月に10代から60代を対象に実施した第4回「全国スマートフォンユーザー1000人調査」の結果を発表しました。
スマートフォンの保有率は、昨年8月に実施した調査から1.8%増加し39.1%となり、2011年2月に実施した初回の調査に比べ約8倍増加したことになります。
また、16歳から29歳の若者を中心に保有率が50%と高く、注目すべき点は50歳から59歳の保有率が約25%と4人に1人はスマートフォンを保有していることになり、年配者にもスマートフォンが浸透してきていることが読み取れます。
スマートフォンの保有率が40%近いと聞くと「世界トップレベルの保有率では?」と思われがちですが、日本より更にスマートフォンが浸透している国は多く存在しています。
2012年第1四半期:世界主要国のスマートフォン保有率
Credit:WirelessWire News
上記グラフは世界主要国の1000人を対象に行なった保有率の調査結果ですが、約1年前にはイギリスとオーストラリアではスマートフォン保有率が50%を越えており、次にアメリカ、フランスと続き、日本は下から3番目に位置しています。
このグラフから1年が経過しているので世界各国の保有率も大きく伸びていると思われますが、長寿大国日本で今以上にスマートフォンを浸透させるためには、年配者がいかに利用しやすいスマートフォンを市場に出していくかが勝負となりそうです。
[博報堂]
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