マイクロソフトのCFO(最高財務責任者)を務めるPeter Klein氏は14日(現地時間)、ゴールドマン・サックスの懇談会にて、タブレット型PC「Surface」の小型版を新興国向け開発する予定だと語りました。
同氏はマイクロソフトはタブレット市場に全面的に攻勢をかける準備があると語り、そのための製品は大きなものから小さなものまであるとのことです。柔軟性と可変性がマイクロソフトの本質だとも語ったのこと。
加えて同氏は、4インチのスマートフォンから27インチの製品まで同じコアコードを使用しているので4インチ・5インチ・7インチ・10インチ・さらには13インチ以上の製品も市場の要求にあわせて発売することができるとしています。
このことはウォール・ストリート・ジャーナル系メディアAllThingsDも同様の解説をしており、マイクロソフトのWindows Phone 8・Windows RT・Windows 8はカーネルを共有しているため端末のサイズに合わせたOSを採用することができ、多様なサイズの製品を開発することが容易との見解を述べています。
既存製品の小型版を開発するというと、米アップルの「iPad mini」が連想されます。アップルは一度は開発を否定していたiPad miniを発売して大きな成功を収めました。SurfaceはiPad miniのように小型版の発売で大きな成功をおさめることができるでしょうか。
[BGR]
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