iPhoneやiPadなどの分解でお馴染みのiFixitがさっそく、9日に米国で発売されたSurface Proの分解レポートを公開しています。
iFixitというのは、新型ハードが発売されるといち早くそれを購入・分解して、その様子をWebサイトで公開することで有名な米国の電子機器リペアショップです。この会社はこれまでもiPhoneやiPadシリーズをはじめとするアップル製品やアマゾンのKindleシリーズなどの分解及び内部構造の公開を数多く行なっています。
記事によると、Surface ProはiPhoneやiPadのように裏蓋を外すことが出来ず、内部にアクセスするためにはスクリーンをヒートガンで熱して接着剤を溶かしながら外すしか方法がないとのことです。さらに、バッテリーもスクリーンと同様に接着剤で固定されていることや使用されているネジ数が非常に多いこと、SSDに接続しているケーブルがわかりにくいことなどから、修理には非常に手間がかかるだろうとしています。
iFixitでは、分解した端末ごとに「修理のしやすさ」を表すスコアをつけていますが、今回分解したSurface Proは10点満点中最低の1点とのことです。参考までに、Surface RTが4点、iPhone 5は7点で、修理が難しいと言われたiPad miniでも2点となっています。Surface Proの1点というスコアは、Retina版Macbook Proに続いて2例目となります。
Surface Proの日本での販売は今のところ予定されていませんが、個人輸入などで購入を検討されている方は注意したほうが良いかもしれません。
コメント
コメントを投稿した際には、コメント機能利用規約(ガイドライン)に同意したものとみなされます
主要ニュースサイトなどの「許可サイト」以外のURLを含む投稿はコメントが保留されます