ロシアのYotaは27日、前面に液晶ディスプレイ、背面に電子ペーパー「E-Ink」ディスプレイを搭載した2画面スマートフォン「YotaPhone」をアジアにも展開すると発表しました。
YotaPhoneはロシアのYotaが開発した背面に電子ペーパー「E-Ink」ディスプレイを搭載した一風変わったスマートフォンで、背面のディスプレイには前面の液晶ディスプレイに表示した内容を直接転写して、チケットや地図、メモなどを表示させることができます(つまり電力消費を抑える事ができる)。
同社はMWC 2013の会場にてクアルコムとソフトウェア・ライセンス契約んだと発表しており、同社はロシアでクアルコムとソフトウェア・ライセンス契約を結んだ最初の企業となり、クアルコムはYotaが世界にスマートフォンをOEM出荷するためにあらゆる手助けをすると発表しています。
YotaはYotaPhoneの量産をシンガポールで行うと発表しており、端末の発売については今年後半にロシアで開始され、その後アジア地域に広げるとのことです。
YotaPhoneのハンズオン動画はこちら
背面に電子ペーパーを搭載したスマートフォン「YotaPhone」がクアルコムのサポートを受けて世界に羽ばたくこととなりました。YotaPhoneが日本で発売されるかは未定ですが、ASUSの「Padfone 2」が携帯キャリアを通さずに日本で購入できるように、YotaPhoneも日本で発売する可能性はないとはいえません。変わり種端末に期待がかかります。
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