Pocketnowは26日(現地時間)、「Android 5.0 Key Lime Pie」にはジェスチャーベースのUIが採用されるのではないか、とする根拠に基づく予想を掲載しています。
Pocketnowが「Key Lime Pie」に搭載されると予想しているのは、「Android 3.0 Honeycomb」に搭載されていたWEBブラウザの放射状メニューのようなジェスチャーベースのUIです。
コードネームにも使われている食べ物の「キーライムパイ」といえば、通常のライムより小さなキーライムを使用しているのが特徴のアメリカで人気のあるデザートで、ホールケーキと同様の円形をしています。Pocketnowは、この形が予想しているUIと似ているのは偶然ではないとしており、「Key Lime Pie」の名はここからくる比喩ではないかと予想しています。
この予想の根拠はいくつかあり、まず一つに、Ubuntu OSやBlackBerry OSがスワイプやジェスチャーUIを採用していることがあげられるととしています。Ubuntuでは、画面端でスワイプすることで隠れていたメニューが出現するUIが採用されています。BlackBerryにもマルチタスク操作などでジェスチャーが採用されており、これらのことが、次世代のAndroid OSもこのようなジェスチャーをサポートする根拠だとしています。
また、「Paranoid Android」と呼ばれるカスタムROMには、「Pie Launcher」と呼ばれる、パイのような形をしているランチャーが採用されており、放射状にスワイプすることで様々な情報やショートカットにアクセスすることができます。この「Pie Launcher」は開発者の中で人気があり、ジェスチャーUIがAndroidの標準機能になるもうひとつの根拠だとしています。
「Android 5.0 Key Lime Pie」は、5月に開催される「Google I/O 2013」の中で発表される見込みですが、ジェスチャーUIを含むどのような新機能が搭載されるのか、引き続き注目を集めそうです。
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