ロイターは21日(日本時間)、米グーグルのエリック・シュミット会長が、AndroidとChrome OSそれぞれのプラットフォームを一つに統合する予定はないと語ったと伝えています。
これは、現在インドにて開催されている同社のイベント「Google’s Big Tent」の会場でシュミット氏自身がコメントしたものです。
AndroidとChrome OSを巡っては、先日、「Androidの父」と呼ばれるAndy Rubin氏がAndroid事業から退いて後任にChrome OS開発に携わっていたSundar Pichai氏が抜擢されたことから、グーグルは両者の統合を進めているとする報道も見られていました。
同氏によると、AndroidとChrome OSの統合については「様々な問題があり、当面は互いの独立性を維持する」とのこと。ただ、同氏は「両者には多くの共通点があるかもしれない」ともしており、Chrome OS上でAndroidアプリを動作させる可能性については否定しなかったとのことです。
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