米グーグルは、現在稼働中のAndroid端末におけるOSバージョンシェアにおいて、Android 4.0・4.1・4.2の合計がAndroid 2.3を抜いたと発表しました。
これは直近14日間にGoogle Playにアクセスした端末から得られた情報をもとにした統計であり、最新の「アクティブな端末シェア」がわかります。
Credit:developer.android.com
Android 4.0 SDKが初めて公開されたのは2011年10月18日のことですから、約16か月・延べ500日余りでの達成となりました。
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Androidは機器によってアップデートが公開される時期が違うため、他のライバルOSに比べて新バージョンへの移行が鈍化する傾向があります。ちなみに、現在のiOSの最新版である「iOS 6.1.2」は、一部調査ではリリースから5日で最大シェアを獲得したとされています。
こぼれ話
グーグルの開発者向けサイトでは、画面サイズや解像度についての統計も公開されています。しかし、これは昨年10月1日までの計7日間を対象に行われた調査ですので、今現在はさらに大型化・高解像度化が進んでいるとみて間違いありません。
Credit:developer.android.com
それによると、2012年9月末の時点では、4インチ前後で200dpi強のディスプレイが主流のようです。
Retinaディスプレイに代表される、300dpiを超える高解像度の画面を搭載したものは全体の28.7%を占めています。
2013年に入り、Xperia ZやHTC Oneなど、5インチ級の画面にフルHDを詰め込んだ「化け物スペック」のスマートフォンが続々登場しています。400dpiを優に超えるディスプレイは今や当たり前ともいえる状況となりました。
Android端末のディスプレイはこれから先もスペックアップを続けていくのでしょうか、それとも今の美しさを保ちつつ、さらにバッテリー寿命を延ばすような省エネの方向に方向を変えていくのでしょうか。2013年もスマートフォンの画面から目が離せません。
[Android Developers via Phandroid ]
[Chikita via 気になる、記になる ]
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