米アップルは、今年の5月1日から、「UDID」を使用するアプリ、およびiPhone 5や第5世代 iPod touchに採用されている4インチRetinaディスプレイに対応していないアプリを受理しないと発表しました。
UDID( Unique Device IDentifier )とは、それぞれのiOSデバイスに与えられている固有の識別コードのことです。このUDIDは個人を特定する一意なIDであるために、ユーザーがどう いった広告を開いたのかなどを調査するのに利用される側面もありました。
これらの流れに対して、アップルは個人情報保護の観点からUDIDを使用するアプリの締め出しを強化すると表明しており、いよいよそれが実現した形になります。
また、4インチのRetinaディスプレイはiPhone 5および第5世代iPod touchから採用されており、これらの端末に対応していないアプリを表示すると上下に黒帯が表示されてしまいま す。
そういったアプリの排除に動いたということから、当然のことながらアップルは今後の端末にも4インチのディスプレイを採用していくものと思われます。iPhone5SはiPhone 5と同様に 4インチで解像度も変わらないとみられていますが、大型のファブレット端末(iPhone Plus)といった端末も噂されているだけに、今後、このような強制適用措置がアプリ開発者 に与える負担の大きさも気になるところです。
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