au向けの「MOTOROLA RAZR・XOOM」には「Android 4.1 Jelly Bean」が提供されないことがほぼ確定しました。これはモトローラのバージョンアップに関するスケジュールリストから明らかになったもの。
「MOTOROLA RAZR IS12M」は、2012年春モデルとして投入され、ケブラー素材を採用したことで話題になったスマートフォンです。もう一つの「MOTOROLA XOOM Wi-Fi TBi11M」は、2011年春モデルとして投入された、3G非対応の10.1インチタブレットです。
過去、両端末には「Android 4.0 Ice Cream Sandwich」へのアップデートは行われていますが、OSのバージョンアップはそれが最後になります。
なお、海外向けMOTOROLA RAZR・XOOMの一部には「Android 4.1」の提供がなされており、auとモトローラの間で折り合いが付かなかった可能性も考えられます。ちなみに、両端末には日本向け3大機能である「赤外線・おサイフケータイ・ワンセグ」は搭載されていません。
海外向け端末にはアップデートが提供されていることを考えると、ユーザーにとってはまたしても残念なお知らせとなりますが、RAZRは発売から丸1年、XOOMは丸2年たっていることを考慮するとそれなりにサポートが続いたとも言えそうです。
海外に比べてOSのアップデート提供が遅かったり少なかったりと、なにかと不満の多い日本のアップデート事情ですが、ユーザーとしてはせめて海外と同様のサポートを享受したいものです。
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