サムスンは14日(現地時間)、新型スマートフォン「Galaxy S4」を正式に発表した。4月下旬から世界155カ国で販売が開始される。
デザインは前機種「Galaxy S3」と似たフォルムとなっており、物理式ホームボタンも存在する。LTE通信は全ての周波数で対応しているのが特徴。LTEはCat 3に対応しており、下り100Mbpsの通信も可能(最大6バンド)。Wi-Fiは802.11 a/b/g/n/ac(HT80)と、ac規格もサポートする。
Bluetooth 4.0といった標準的なスペックはもちろん、赤外線通信、MHL 2.0もサポートする。バッテリー容量は2,600mAh。
画面には4.99インチのフルHD(1920×1080/441ppi)表示に対応したSuper AMOLEDディスプレイを搭載。有機EL方式を採用しながらフルHD表示に対応。実際にGalaxy S4を体験したTHE VERGEの記者によると「ペンタイル配列のような問題は全く感じない」とのこと。5インチ級端末ながらも重さはわずか約130gとしている。
カメラ機能としては、フロントとリア、両方のカメラを同時に記録する「デュアルカメラ」機能を搭載。デモではフロントカメラ(イン側)で映し出した画像を切手を模したフレームにハメ込むデモが行われた。その他、静止画の写真に5秒程度の音声を記録する「オーディオ写真」も撮影することができる。高速連写モードでは4秒で100枚以上の撮影が可能。
Galaxy S4には標準で「音声翻訳」に対応。「S Translator」と名付けられたこの機能は、世界9カ国の音声→テキスト、テキスト→音声の自動翻訳を行うことができる。対応言語は、アルファベット順で中国語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・日本語・韓国語・ポルトガル語・スペイン語、そして英語。
注目すべきは「画像から翻訳を行う機能」が搭載されていること。海外旅行の際などに標識やメニューを専用のアプリで撮影することで、画像内にある文字列を自動的に認識。選択した言語に翻訳することが可能。
注目されたプロセッサは、販売地域によって異なる手法を今回も採用。「Exynos 5」または「Snapdragon S4 Pro」のいずれかが採用される。RAMは2GB。ストレージは16GB/32GB/64GBの3種類を用意。Android 4.2.2を標準で搭載する。
その他の機能としては、画面に触れずにタッチ操作を行う「エアジェスチャー」機能を搭載。”フローティングタッチ” として有名な機能と同様の機能が搭載された。また、本体には歩数計や温度・湿度センサーを搭載。利用者の健康管理を行う機能も存在する。
搭載OS | Android 4.2.2 |
ディスプレイ | 4.99インチ Super AMOLED |
解像度 | 1920×1080 441ppi |
CPU | Exynos 5またはSnapdragon S4 Pro 販売地域・キャリアによって異なる Exynos 5 Octa Snapdragon (推定600) |
RAM | 2GB LPDDR3 |
内蔵ストレージ | 16GB/32GB/64GB |
外部ストレージ | microSD対応 |
背面カメラ | 1300万画素 |
前面カメラ | 200万画素 |
対応ネットワーク | 3G(HSPA+ 42Mbps) 850/900/1900/2100 MHz LTE Cat3 下り100Mbps/上り50Mbps |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac (HT80) |
Bluetooth | Bluetooth 4.0 |
NFC | 対応 |
赤外線通信 | 対応 |
位置情報 | GPS/GLONASS |
MHL | MHL2.0対応 |
おくだけ充電 | 不明 |
バッテリー容量 | 2600mAh |
バッテリー取り外し可否 | 可能 |
サイズ | 136.6(H)×69.8(W)×7.9(T)mm |
重さ | 約130g |
展開色 | 白 / 黒 |
情報源によりCPU駆動周波数に関して訂正がありましたので、弊サイト側でも訂正いたします。
Cortex-A15側が1.6GHz駆動、Cortex-A7側が1.2GHz駆動となります。
お詫びいたしますとともに、訂正させて頂きます、
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