Financial Timesは27日(日本時間)、Google Glassが台湾Foxconnの米国工場で生産されていると報じています。
記事では、Google Glassの部材はアジアから供給されているものの最終組立はカリフォルニア州サンタ・クララの工場で行われおり、この工場で生産された数千個単位の製品が近日中に出荷されるだろうとしています。
近年米国では、製品生産を海外で行なっていることで雇用空洞化を助長しているとして、アップルやグーグルなどの大手IT企業が批判されるケースが増えてきています。一方で、Foxconnは昨年末から米国での事業を徐々に拡大してゆくと発表しており、昨年12月には「顧客が米国でより多くの生産を行うことを望んでいると見ている」との公式コメントを出していました。
ただ、Foxconnがアジア並の大規模生産を行うことが可能な拠点を米国内に建設したという報道がないことから、Google Glassのようなアーリーアダプター向けの小ロット製品を試験的に米国内で生産して、軌道に乗ったら海外へ移管といったような体制で考えているのかもしれません。
[Financial Times via The Next Web]
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