ライバル関係にある飲食店口コミサイトの「食べログ」と「ぐるなび」は11日、リアルタイムに飲食店の空席情報を照会できるサービスを開始しました。導入店舗では空席の情報が一目でわかるのが特徴。
Credit:食べログ
Credit:ぐるなび
リアルタイム空席情報は、両口コミサイトとも18:00~20:00の間に対象店舗に空席があるか表示するシステムで、飲食店側が空席情報を入力するとサイト上にリアルタイムに空席情報が反映され、利用者はわざわざ店舗に電話をしなくとも空席情報の確認が可能です。
両口コミサイトのリアルタイム空席情報は基本的なシステムは一緒ですが、空席情報の検索は24時間可能なわけではなく、店舗側の情報入力する時間を考慮し下記時間帯に検索が可能とのことです。
食べログ | ぐるなび | |
空席検索の利用可能時間 | 0:00~20:30 | 6:00~20:00 |
また、「食べログ」はリアルタイム空席情報の導入に伴い、空席がある飲食店を優先的に表示するランキング(標準ランキング)を開始しており、筆者が実際に空席検索を行った際、「食べログ」に関してはランキングを利用してリアルタイムに空席がある店舗を簡単に見つける事ができましたが、「ぐるなび」に関しては導入店舗がまだすくないようで、なかなか導入店舗を見つけることができませんでした。
こういった状況から、リアルタイム空席情報では「食べログ」が「ぐるなび」を一歩先行していると思われます。
空席がある飲食店が優先的に表示される「標準検索」
Credit:食べログ
両口コミサイトが、同日に同様のサービスを開始するということで、同じ基盤システムを利用し同じスタートラインで勝負しようと、両社間で話し合いがあったかの様に見受けられますが、急な予約で色々な飲食店に電話をしなければならない面倒を改善できる本サービスは、利用者が増えそうです。
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