米アップルの元社員として知られているガイ・カワサキ氏は先月28日(現地時間)、米グーグル傘下のモトローラで雇用され、アドバイザーの地位を与えられたことを自身の「Google+」上で明かしています。
ガイ氏は、雇用の経緯について詳細には明かしていないものの、グーグルからのアプローチに対して同氏が承認したものとしています。ガイ氏はアドバイザーとして製品設計やUI、マーケティング、ソーシャルメディアに注力する予定とのこと。
ガイ氏はこの報告と共にモトローラについても言及しており、「1988年のアップルを彷彿させるものがある」と自身の思いを述べた上で、「偉大な製品はすべてを変えてしまうことができる。例えばiMac G3のリリースはアップルにとってとても重要な出来事だった」と話し、モトローラについても期待を寄せているようです。
画像はiMac G3
最後にガイ氏は、「私の初仕事はモバイルデバイスに関するGoogle+のコミュニティを作ることです。コミュニティにはどのキャリアの、どのOSのモバイルでも参加できます」と、コミュニティへの参加を呼びかけています。
ガイ氏をアドバイザーとして加えたモトローラは今後どのように変わっていくのでしょうか。また、開発が噂されている「X Phone」への関与も気になるところです。
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