先日、iOSで「GraffitiPot」をはじめとする2chブラウザアプリが全面禁止になったとお伝えしましたが、この件に関してアップル側は、伝えられているほど強行的に処置を進めているわけではないようです。
GraffitiPotの作者は2日、自身のTwitter上で、GraffitiPotの審査に関するアップルからのコメントとして、「他の2chブラウザアプリはアップデート時に個別の審査を行い、App Storeから一斉に取り除くことはしない」と伝えています。
ご迷惑をおかけしております。今朝、先日、電話がかかってきた Apple の審査チームの電話番号に電話を致しました。まず、GraffitiPot の審査に関しては受け入れたということを伝えた上で、(続きます
— GraffitiPotさん (@GraffitiPot) 2013年3月2日
こんなことをしても足しにはならないとは思いましたが、2chについて説明し、2chアプリについて寛大な措置を取っていただくようお話したところ、「他アプリに関しては、あくまでもアップデート時の審査における個別の判断とし、一斉に取り除くという決定はしない」という回答を頂きました。
— GraffitiPotさん (@GraffitiPot) 2013年3月2日
より詳しい経緯、今後についてをまとめ、crystaly.com/graffitipot/ に公開致しました。Mac 版のリリースも含めて調整していましたが、このような結果になり、大変ご迷惑をお掛けしたしました。申し訳ありませんでした。
— GraffitiPotさん (@GraffitiPot) 2013年3月1日
なお、今回の件を受けてGraffitiPotの作者は2chブラウザアプリの開発から撤退するとしています。既にダウンロード済みのアプリについては直ちに使用不可能になることはないとの事ですが、今後iOSのアップデートに伴って仕様変更などが発生した場合、これらが使用不可能になる事も有り得ます。
iOSにおける2chブラウザアプリは現在、GraffitiPotの他に「BB2C」「Twinkle for iOS」「3tch」「2tch」「Mosa」の5種類がありますが、これらについても審査の結果次第では配布が停止される事になるかもしれません。
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