米マイクロソフトは6日(日本時間)、同社の製品であるKinect for WindowsによりハンドジェスチャーでPC操作を行うデモ動画を公開しました。参考元の記事によると、この機能を含めた最新のSDKが間もなくリリースされるとのことです。
(注釈:マイクロソフトによるデモ動画。前半は技術的な説明、1:28から実演)
公開された動画では、ペイントソフトで絵を描いていたり、両手ジェスチャーでマップのズーム操作を行なっています。
現時点ではマウスのクリック操作や画面の拡大/縮小といったいくつかの機能しか実装されていないそうですが、今後機能を徐々に拡張してゆき、将来的にはマウスに取って代わる新型インターフェースの開発へ繋げてゆきたいとしています。
1987年にIBMがマウス操作を前提としたパソコン「PS/2」を発表して以来、変わること無く続いてきたマウスによるコンピューター操作という形態は、30年近い時を経てようやく次のステージに移り変わろうとしているのかもしれません。
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