国立国会図書館は15日、同館が所蔵する歴史的音源をインターネット上で検索することが可能なウェブサイト「国会図書館 歴史的音源(公式愛称:れきおん)」を公開しました。
同サイトで公開されている音源は、歴史的音源の喪失を防ぐためにNHKや日本音楽著作権協会(JASRAC:ジャスラック)など6団体が設立した「歴史的音盤アーカイブ推進協議会(HiLAC)」によりデジタル化されたものが対象となっており、もっとも古いものでは1900年頃の音源もあるとのことです。
公開されている音源のジャンルも、クラシックや邦楽から当時の流行歌・歌謡曲、落語・漫才などと幅広く、トップページからジャンル別に音源を検索可能。また、『インターネット公開音源のみに限定する』というチェックボックスにチェックを入れて検索すると、著作権保護が切れた音源のみを検索することができ、ヒットした作品をウェブブラウザ上で再生することが可能です。
同館によると、現在の公開作品数は約3万9千件であるとのことですが、今後徐々に拡充してゆき、最終的にはおよそ5万件の音源を公開できるようにしてゆくとのことです。
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