中国のZTEは、クアルコム製「Snapdragon 800」を搭載するAndroidスマートフォン「Grand Memo」の実機を公開しました。
同端末は、MWC 2013で2GB RAMとSnapdragon 800を搭載する端末として発表されたものの、クアルコムが「Grand Memoに搭載されているのはSnapdragon600である」と指摘しており、スペックを捏造したのではないかと指摘されていました。
また、MWC 2013で展示されていた実機にはSnapdragon 600ですらないSnapdragon S4 Pro APQ8064が搭載されており、RAM容量も1GBに “すり替え” られていたために、疑惑の声が強まっていました。
しかし、実際にはSnapdragon 600を搭載するモデルとSnapdragon 800を搭載する2モデルが存在しており、前者が中国で発売され、後者が2GBのRAMを搭載し欧州で発売されるモデルであるとのこと。
ZTEは現在、一部のメディアに対して実機を公開しています(下の写真)。
画像から同端末がCPUとして1.7GhzのMSM8974クアッドコア(Snapdragon 800の別名)、GPUとしてAdreno330を搭載していることが確認できます。このことを受けて、欧米の大手ネットメディアなどは改めてこの件を報じています。
[Engadget中文版 via Blog of Mobile]
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