Android Policeは1日(現地時間)、FacebookがHTCと共同で開発を進めているスマートフォン「Facebook Phone」のシステムダンプを入手し、公開しました。それによると、FacebookはFacebook Phone向けに独自のホームアプリ「Facebook Home」を用意しており、さらにこのFacebook HomeはGoogle Playで配布され、一般のAndroid端末でも使用可能だと伝えています。
同サイトが公開した情報によると、Facbook Homeは以下の機能を搭載しています。
- Facebookのウィンドウを常に最前面に表示する
- ロックスクリーンを無効にする
- OS起動時にフェイスブックを自動起動する
- 動作中の他のアプリを表示する
- Wi-Fiの設定を変更する
- システム設定を変更する
さらに、Facebook HomeはAndroid標準のホームアプリやサムスンのホームアプリ「TouchWiz」の設定を読み取ることができます。このことより、Facebook HomeはGoogle Playで配布され、Facebook Phone以外の一般のAndroid端末でも動作するだろうとAndroid Policeは推測しています。
さらに、同サイトはHTCが開発しているFacebook Phone(コードネーム:Myst)の詳細なスペックも伝えています。スペックは下記の通り。
搭載OS | Android 4.1.2 (Jelly Bean) |
ディスプレイ | 4.3インチ |
解像度 | 1280×720 |
プロセッサ | デュアルコア MSM8960 1.5GHz |
RAM | 1GB |
外部ストレージ | SDカードスロットなし |
背面カメラ | 約500万画素 |
前面カメラ | 約160万画素 |
対応ネットワーク | LTE, HSPA |
Wi-Fi | a/b/g/n |
Bluetooth | Bluetooth 4.0 |
Facebook Phoneはスペックは凡庸なものですが、Facebookに特化したホームアプリ「Facebook Home」は誰でも利用できるとのことでその注目度は高いと思われます。特に、Facebookのサービスが日常に根付いている日本以外の国では非常に大きな需要を喚起できるのではないでしょうか。
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