台湾紙「聯合報」は10日、Foxconnが中国河南省の鄭州工場にて、米アップルが開発中と噂される「廉価版iPhone」の生産のために、3月末から人員の募集を開始していると報じています。
画像は廉価版iPhoneのコンセプト画像
今年2月、iPhoneの販売不振を受けて、foxconnが人員の採用を凍結したとも報じられましたが、同社の人員募集は3月末には再開されたとのこと。人員の採用を行なっているのは同社でアップル製品の生産を担当するデジタルメディア事業部(iDPBG事業部)です。
また報道によると、廉価版iPhoneの生産はQ2(4月~6月)におこなわれ、今年の夏に製品が発表されるとしています。同製品はインド、ブラジル、アフリカなど、新興国を対象に投入されるとのことです。
廉価版iPhoneの存在は様々なアナリスト、そして様々なサプライチェーン筋からの情報として何度も語られてきましたが、いよいよその本格的な量産がスタートするようです。アップルのiPhoneはその高価な価格ゆえに新興国市場でシェアを奪えないでいましたが、廉価版iPhoneの投入によりその状況を打破することはできるのでしょうか。
[EMSOne]
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