Topeka Capital Marketsのアナリストを務めるブライアン・ホワイト氏は、投資家向けのレポートの中で、米アップルの「次期iPhone(通称:iPhone5S)」と、年内の発売が噂されているスマートウォッチ「iWtach」には指紋認証技術が搭載されるだろうと報告しています。
ホワイト氏といえば、アップル製品に関して正確な予測をするアナリストとして知られており、今回同氏は中国と台湾の部品メーカーを訪れ、この情報を掴んだとしています。
同氏によると、この指紋認証技術はセキュリティ向上のために導入されるとしており、具体的にはクレジットカードの支払いに利用されるとのことです。また、同氏は指紋認証技術は7月に発売されるiPhone5Sの一番の目玉機能になるだろうとしています。
さらに、この指紋認証技術はiPhone5Sだけでなく、アップルが年内に発売すると噂されるiWatchにも搭載されるとしています。同氏は今回の視察の中で、同社がiWatchの生産を開始する “兆候” を発見したと報告しています。
アップルは昨年、指紋認証技術のノウハウを持つAuthen Tec社買収しており、その頃から次期iPhone5Sのホームボタンには指紋認証技術が組み込まれるのではないかと予測されて来ました。Authen Tec社の「スマートセンサー」技術は、ディスプレイの下に指紋認証センサーを埋め込むことも可能であり、もしかするとiPhone5SやiWatchは画面をなぞるだけで指紋認証技術が利用できるのかもしれません。
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