Topeka Capital Marketsのアナリストを務めるブライアン・ホワイト氏は4日(現地時間)、投資家向けのレポートの中で、米マイクロソフトが2014年前半に米グーグルのメガネ型コンピューター「Google Glass」の対抗製品を発表するだろうと報告しています。
画像はグーグルの「Google Glass」
ホワイト氏はアップル製品に関して正確な予測をするアナリストとして知られています。
同氏によると、マイクロソフトのメガネ型コンピューターはインターネットへの接続機能を備えているとしています。
さらに同氏はウェアラブルコンピューター業界についても語っており、グーグルが発売予定のGoogle Glassはウェアラブルコンピューターの火付け役となり、米アップルも時計型コンピューター「iWatch」の発売によって同業界に参入するだろうとしています。
Google GlassはWi-FiやBluetoothによってAndroidスマートフォンやiPhoneと連携することができますが、同等の機能がマイクロソフトのメガネ型コンピューターに搭載されているかどうかは不明です。しかし、マイクロソフトのメガネ型コンピューターもインターネットへの接続機能を備えているとすれば、やはりなんらかの通信手段を搭載している可能性があります。
グーグルのGoogle Glassはすでにその開発が正式に発表されており、アップルのiWatchも年内の発売が大手メディアによって報じられています。この2社の間にマイクロソフトが割って入るとすれば、まさに今年から来年にかけて、ウェアラブルコンピューターの歴史が始まることになりそうです。PCやスマートフォンの画面に向かうことなく、日常的にコンピューターを使いこなす未来が、もうすぐそこまで迫っているのかもしれません。
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