ソニーは7日(現地時間)、放送・制作関連の見本市「NAB 2013」にて、4K解像度の業務向け有機ELモニター「Aシリーズ」のプロトタイプを発表しました。56インチと30インチの2つのモデルが用意され、30インチモデルは2014年の発売を予定しているとのこと。
今回発表されたのは業務向け有機ELモニター「Trimaster EL monitors」の新モデルで、56インチモデルは3840×2160ドット、30インチモデルは4096×2160ドットの解像度となります。どちらのモデルも広い視野角を実現しており、色の変化も以前のモデルに比べて半分にまで抑えたとのこと。これらのモニターは、4Kコンテンツの作成現場の用途にも十分耐えるだけの色の正確性を実現しています。
ちなみに、視野角がほぼ180度とも称される有機ELにおいて、さらに色の変化が前モデルより半分ということですので、流石プロ用モデルといったスペックを実現しています。
今回の発表では、値段については言及されませんでした。
ソニーはCES 2013にて、56インチ・4K解像度の有機ELテレビのプロトタイプを発表しましたが、4K解像度の有機ELパネルはまず業務用モニターとして登場するようです。民生用としても、早期に56インチの有機ELテレビが発売されることを期待してやみません。
2013/04/08 16:35 GMT+9
初稿時、「5月に発売」とタイトル・本文に記述していましたが、正しくは「30インチモデルは2014年に発売、56インチモデルも開発中」の誤りでした。お詫びいたしますと共に訂正させて頂きます。
初稿時、「5月に発売」とタイトル・本文に記述していましたが、正しくは「30インチモデルは2014年に発売、56インチモデルも開発中」の誤りでした。お詫びいたしますと共に訂正させて頂きます。
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