ASUSは30日(現地時間)、4K解像度(3840×2160ドット)のIGZO液晶を搭載した31.5インチ液晶モニタ「PQ321」を6月末よりアメリカで販売すると発表しました。PQ321はクリエイティブ用途やプロユースを想定しており、価格は不明です。
PQ321はLEDバックライトを搭載し、アスペクト比は16:9、10bit RGB表示に対応しています。画素密度は140ppiに達し、本体最厚部は35mmで「世界で最も薄い4K解像度対応モニター」とのこと。
入力端子はDisplayPortと、米国モデルはDual HDMIポートを搭載し、一つの画面に2つの映像を並べて表示する「ピクチャー・バイ・ピクチャー」にも対応。2Wのビルドインスピーカーも搭載しています。
現在発売されている「MacBook」や多くのウルトラブックは4K解像度出力をサポートしていませんが、インテルの次世代プロセッサ「Haswell」に搭載される「HD Graphics 5000」は4K解像度出力をサポートしており、また次期「Windows 8.1」や次期「OS X 10.9」も4K解像度出力をサポートするとされています。
ASUSは来週開催されるComputexで39インチモデルの発表もおこなうとしており、民生用のIGZO液晶を搭載した4K解像度液晶モニタがもうすぐ一般に販売される日が近いようです。
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