DigiTimesは27日(現地時間)、台湾HTCが「リキッドメタル」を採用したスマートフォンを今年後半に発売すると伝えています。日本のR&D(研究・開発)チームを採用し、台湾のサプライヤー「Jabon」と共同で開発を行うとのこと。なお、HTCとJabonは、このことについてコメントを控えています。
リキッドメタルとは、「チタン」「ニッケル」「銅」の合金からなる金属で、硬度がステンレスの約3倍を誇る一方、プラスチックのように加工が容易なのが特徴です。2010年に米アップルが排他的使用権を獲得し、iPhoneに搭載されると話題になった物質です。
画像はHTC One
HTCがリキッドメタルの採用に至った理由として、今後発売されるアップルの新製品に対応するためであるとの見方も存在します。
リキッドメタルの話題が下火になってから久しいですが、ついに搭載製品が市場から現れるのかもしれません。アップルに対し先手を打つことになるかもしれないHTCですが、一方のアップルは「iPhone5S」や「iPhone6」へのリキッドメタルの採用は検討しているのでしょうか。
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