iOS用のパスワード管理アプリ「1Password」がバージョン4.2にアップデートされました。今回のアップデートでアプリ内ブラウザの呼称が「1Browser」になるとともに、ブラウザに機能が追加されています。
変更点は以下の通りです。
1Browser
- iPadの1Browser内のブックマークからページを開いた際に、ログインフィールドに自動入力
- iPadの1Browserでパスワードジェネレーターが使えるように
- ログインフィールドに自動入力する機能を追加
- 入力されているフィールドが参照できるようアニメーションを追加
- 現在開いているページのURLをコピーするために、共有ボタン内に「クリップボードへコピー」を追加
- 最後のタブを閉じた際にパスワード管理画面に戻る
1Browserの設定
- 1Browserの項目を設定内に追加
- ログイン情報を自動入力とその際のアニメーションの設定を追加
- 1Browser内のクッキー等のWebデータの削除機能を追加
共有
- メッセージやメールでログイン情報等のアイテムを共有
- 共有したアイテムに「1Passwordに追加する」リンクが含まれる
検索
- 全てのフィールドに渡る検索結果の拡張を追加
- 検索結果にアイテムに登録されたURLが含まれるように
その他
- 「1PasswordAnywhere(1Password.html)」がカスタムフィールドを表示するように
- 1Password起動時にクリップボードに追加されたURLを開く機能を追加
- 翻訳の改良とギリシャ語の追加
- Dropboxを使った同期機能を改善
- 多くのバグ修正と改善
1PasswordはiOSだけでなく、MacやWindows、Android用のアプリケーションも提供されており、Dropboxを使った同期機能と強力なパスワード作成機能を持つ便利なアプリです。また、Google Chrome・Firefox・Safari向けに拡張機能が提供されており、これを使うことでブラウザにログイン情報を記憶させることなくログインが可能です。
少々値の張るアプリですが、複数のデバイスを使っていてパスワードの管理・作成に困っている方は試してみてはいかがでしょうか。
コメント
コメントを投稿した際には、コメント機能利用規約(ガイドライン)に同意したものとみなされます
主要ニュースサイトなどの「許可サイト」以外のURLを含む投稿はコメントが保留されます