iMoreは7日(現地時間)、「iPhone 5」と「HTC One」のカメラ性能の比較を掲載しています。
iPhone 5は、ソニー製裏面照射型CMOSセンサーを採用した800万画素「iSightカメラ」を搭載しています。一方、HTC Oneの背面カメラは解像度が400万画素と低めであるものの、それぞれの画素のサイズを大きくすることで取り込める光の量を約倍にする「UltraPixel」を採用しています。
以下、左側がiPhone 5、右側がHTC Oneで撮影した写真です。
まず、一般的環境ではiPhone 5の方が色深度が深く、きれいに写っていることがわかります。HTC Oneのホワイトバランスは、室内照明下では比較的良好ですが、全体的にiPhone 5の方が優れていることがわかります。
動きのある被写体の撮影(モーションキャプチャ)では、両者ともに良好な性能を示しており、大きく差はないことがわかります。
暗所での撮影では、HTC Oneの方が明るく輪郭もはっきりしているほか、ノイズも少なくUltrapixelの性能を存分に発揮していることがわかります。iPhone 5はHTC Oneに比べて全体的に暗くなっているほか、ノイズも多く含まれています。
最後にパノラマ撮影の比較です。上がiPhone 5、下がHTC Oneですが、iPhone 5が明るく自然な色合いで写っているのに対し、HTC Oneは影がかったように全体的に暗くなってしまっています。
結論として、HTC Oneのカメラは暗所性能に特化しているということがわかります。一般的な撮影ではiPhone 5に劣るものの、暗所での撮影では圧倒的な違いをみせています。HTC Oneはauの夏モデルとして発売されるという情報が伝えられていますが、暗所での撮影を楽しみたい人にとっては選択肢のひとつとなるかもしれません。
[iMore]
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