NPD DisplaySearchのアナリストを務めるRichard Shim氏は6日(現地時間)、CNET英語版に対し、Retina版iPad miniのディスプレイの量産は6月か7月に開始されるだろうと語りました。
Retina版iPad miniの解像度は「第4世代iPad」と同じく2048×1536ドットになり、その画素密度はタブレットとしては最上級、かつ「iPhone 5」と同等の画素密度(326ppi)になるだろうとのこと。LGディスプレイはRetina版iPad miniの最大のディスプレイ供給メーカーになる予定で、一方サムスンはディスプレイの供給は行わないだろうとしています。
また、先日もお伝えしたように(リンク)同氏は米アマゾンの「次期Kindle」にも画素密度が300ppiに達するディスプレイが搭載されるだろうと伝えています。
次期iPadと次期iPad miniは9月に登場するとの予測が増えてきましたが、iPad miniにRetina解像度のディスプレイを搭載すると、もとより高かった原価率がさらに上昇するとの観測もあり、米アップルは次期iPad miniにおいてどのような判断を下すのか、注目されます。
[CNET英語版]
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