日本マイクロソフトは27日、渋谷QFRONTの壁面に「Surface Pro」のものと思われるティザー広告を掲示しました。
スクランブル交差点・駅向かい(Credit:@SurfaceJP)
この広告では、Surface RTでは対応していないペン入力による書きかけのシーンが描かれていることから、ペン入力に対応したSurface Proのものではないかと話題になっています。
先行して発売された「Surface RT」がWindows RTを搭載していたのに対し、Surface ProではWindows 8 Proを搭載しているため、これまでのWindowsアプリケーションをそのまま動かすことが可能です。カバー型キーボードと組み合わせることでノートPCスタイルとしても使用することが可能なため、タブレットのひとつの完成系としてかねてから登場が期待されていました。
Surface Proはアメリカでは今年2月に発売されており、仮に発売されるならば既に4ヶ月近く遅れていることになります。現段階では発表の時期が明らかにされておらず、実際の発売はもう少し遅れる可能性があります。
Surface Proのスペックは以下の通り。
搭載OS | Windows 8 Pro |
Windows7以前の ソフト利用可否 |
可能 (Windows 8対応であれば) |
CPU系統 | x86アーキテクチャ |
搭載CPU | インテル第三世代Core i5プロセッサ Ivy Bridge |
RAM | 4GB |
ストレージ | 64GB / 128GB |
ディスプレイ | 10.6インチ ClearType Full HD |
外部ストレージ | microSDXC |
USB | 1 |
HDMI出力 | なし |
DisplayPort | Mini DisplayPort |
ペン入力 | あり (600dpi相当のデジタルインク) |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ デュアル2×2 MIMOアンテナ |
Bluetooth | Bluetooth 4.0 |
MS-Office | なし |
サイズ | 274.6(W) |
重さ | 903g |
なお、マイクロソフトのスティーブ・バルマーCEOは23日に、東京において報道向けに講演した中で「Windows Phone 8」の日本展開について言及しており、「国内での発売は遅れているが、提供できるよう努力は続けている。もし実現すれば、スマートフォンの推進が実現するであろう」と述べています。
この講演会でバルマーCEOは「マイクロソフトはデバイスとサービスの会社に変貌する」と宣言しているだけに、日本でも新たなイノベーションを起こすべく、積極的にマイクロソフトの自社製品を日本に投入する可能性があります。
Surface ProとWindows Phone 8は年内をめどに国内に投入されるとみられているだけに、マイクロソフトの日本における展開に期待が高まります。
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