いつもガジェット速報をご覧くださり誠にありがとうございます。
今回執筆させて頂きました記事につきまして、地図データの読み方が間違っており、個別のプラットフォームを1つ1つ表示して比較しないと正確なデータは得られないことがわかりました。この件に関して、間違った情報を元に執筆をおこなった事を心よりお詫び申し上げます。
また、今回のデータは、現地に在住している方と旅行者のデータを合算したものになり、必ずしもその地域に住んでいる方のみのツイートのデータを示したものではないことをあわせて報告させて頂きます。その点もご考慮した上で参考にしていただければ幸いでございます。
以上の点をふまえまして、記事中に事実誤認、および誤解を招く表現がありましたので訂正させていただきます。誤った分析を掲載してしまい、本当に申し訳ありませんでした。
米GNIPが提供している2億8000万ものジオタグ付きのツイート(Twitter上への投稿)を解析し、どのツイートがどの地域からおこなわれたのかを世界地図で示した結果、日本やアメリカ、イギリスやドイツなどの地域ではAndroidについでiPhoneからのツイートが多いことが判明しました。
ただし、この調査結果には現地の住人からのツイートと、旅行者によるツイートの両方のデータが含まれています。
また、スペインや韓国ではAndroid端末からのツイートがとても多いことも判明しました。その他にも、アフリカや中央アメリカ、東南アジアや中東などの地域ではAndroidの他にも、BlackBerryが一定の人気を得ていることもわかりました。
まず、北米地域ではAndroidについでiPhoneが広く利用されています。最近の調査でも、アメリカではiPhoneが4割弱のシェアを獲得しており、なおもそのシェアを伸ばし続けていることが判明しています。
次にヨーロッパ地域をみると、イギリスやドイツ、イタリアではAndroidについでiPhoneが人気、フランスではAndroidやiPhone以外にもBlackBerryが一定数利用されており、スペインではAndroidが人気となっています。
日本ではAndroidが多く利用されていますが、iPhoneもそれについで広く利用されています。また、韓国ではAndroidが非常に優勢となっています。日本では2012年通年でiPhoneが “携帯電話で” 最大のシェアを獲得するなど、アメリカに並んでiPhoneが一定の人気を保っている地域となっています。また韓国でAndroidからのつぶやきがとても多いのは、サムスンのお膝元だからでしょうか。
東南アジアでは、タイ・マレーシア・インドネシアなどではAndroidについで、BlackBerryが人気です。
ドバイなどの中東ではAndroid以外にもBlackBerryが人気(右下)、トルコではAndroidが優勢ですが、その他にも様々な端末が利用されています(左上)。
アフリカではAndroidについでBlackBerryが人気
中央アメリカでもAndroidについでBlackBerryが人気
ブラジルやチリではAndroidについでiPhoneが人気、アルゼンチンではAndroidについでBlackBerryが人気
こうしてみると、Androidが世界的に優勢なのはどの地域でも一緒ですが、BlackBerryも世界の様々な地域で活用されていることがわかります。BlackBerryは近年シェアを落とし続けていますが、地域によってはなくてはならないコミュニケーションツールとしての地位を築いているようです。
また現在、アップルとiPhoneに対しては悲観論のようなものも語られていますが、実際のユーザーの利用動向を見る限り、同プラットフォームは先進国において一定の確かな地位を築いていることがわかります。アップルの幹部は「スマートフォンにおいて大事なのは出荷台数ではない」と度々発言することがありますが、そうした余裕はこのような実際の利用状況に基づくデータからきているのかもしれません。
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