DigiTimesは6日(現地時間)、市場関係者の言葉として、AMDが米グーグルのChrome OSを搭載したノートパソコン「Chromebook」のサプライヤーとして参加することを計画中だと伝えています。コストとパフォーマンスのバランスに優れた製品を投入して、ノートパソコンにおける米インテルの独占を崩すという狙いがあるとのこと。
現在AMDはWindowsプラットフォームの製品開発に集中していますが、同時にChromebookのOEMメーカーと協力して同プラットフォームへの参入をテスト中とのこと。
一方、AMD Global Business Unitsの上級副社長とゼネラルマネージャーを務めるLisa Su氏は、同社は現在携帯電話に関する計画は持っておらず、7インチ以上のWindowsベースのタブレット端末に注力すると表明しています。
画像はGoogleのChromebook Pixel
Chromebookは日本ではまだ馴染みが薄いですが、アメリカでは安価なChromebookが米Amazonのノートブックジャンルでランキング1位に登場するなど、その影響力を拡大しています。Chromebookはインテルのプロセッサを搭載する機種もいくつかありますが、AMDはこの市場を切り崩してシェアを獲得することができるのでしょうか。
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