cnet英語版は14日(現地時間)、モスクワ発のベンチャー企業Livemap社の開発したヘッドマウントディスプレイを搭載したARヘルメットを紹介しています。
このヘルメットは、半透明のカラーディスプレイと米アップル社の提供する「Siri」のような音声認識機能、米グーグル社の「Android」がベースとなっているインターフェースを搭載し、バイク向けのカーナビとして使用することができます。
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また、周囲の明るさに合わせて画面の明るさを調整するための光センサや運転者の移動を確認するために加速度計、ジャイロスコープ、電子コンパスを搭載しています。このヘルメットはこれらのセンサーを利用してドライバーの移動を検知し、すぐに停止できる速度の場合のみ地図を表示することができます。
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このヘルメットはアメリカでは2014年第三四半期、カナダ・オーストラリア・イギリスでは2014年以降に発売予定であり、価格は2000ドル(約18万8570円)もしくは1500ドル(約14万1420円)になるとのこと。ただし同社は「early birds」向けであるとしており、日本語で言うと「人柱向け」にあたるとしています。
一般向けの拡張現実を提供するヘッドマウント型のデバイスには、グーグルのメガネ型コンピューター「Google glass」といったものがありますが、消防士やバイクのライダー向けなど特定のシチュエーションを想定したデバイスも開発されています(リンク)。来年にはGoogle glassのリリースも予定されているため、来年はARデバイスのアツイ年となりそうです。
[cnet]
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