CanonRumorsは27日(現地時間)、未発表のキヤノン製デジタル一眼レフカメラ「EOS 70D」のスペックを公開しています。
映像エンジンにはプロフェッショナルモデルにも採用されている「DIGIC 5+」が搭載され、一番の注目点としてはAPS-C機に待望の新センサーとなる2020万画素のCMOSセンサーが導入されます。連写性能は秒間7コマ、デュアル・ピクセルCMOSオートフォーカスを採用といったスペックを誇っており、60Dを見送ったユーザーにとっても、また、60Dの後継を待っていたユーザーにとっても魅力的な機種になることは間違いなさそうです。
デュアル・ピクセルCMOSオートフォーカス機能は、ライブビューや動画撮影時のAF速度を従来機種よりも約5倍速くすると言われており、撮像面位相差AFを採用しながらも画質の劣化を抑えることが可能になるとみられています。
さらに19点オートフォーカス(全点クロスタイプ)、Wi-Fi内蔵、HDR撮影対応、ISO最大12800、といったスペックが列記されています。なお、発表は7月2日予定とのことです。
- 2020万画素CMOSセンサー
- DIGIC 5+
- 19点AFシステム(全点クロスタイプ)
- 秒間7コマ撮影
- Wi-Fi内蔵
- 3インチ・バリアングルタッチスクリーン液晶
- 最大 ISO 12800
- デュアル・ピクセルCMOSオートフォーカス
- フルHD動画撮影
- HDR対応
- 多重露光モード搭載
- LP-E6バッテリー(従来機から変わらず)
EOS70Dは、ハイアマチュア向けの上位機種「5DmarkIII」&下位機種「6D」ラインよりも1つ下に位置しており、現行機種「7D」と並ぶミドルラインの下位機種に相当するものです。
70Dの発表によって、7Dの後継機種である「7DmarkII」のスペックがどのようになるのか、または7D自体が消えてしまう(ディスコン)といったことがあるのか否か注目されます。ただし、連写性能に若干の力不足を感じざるを得ないことや、DIGIC 6の存在もあることから、概ね7DmarkIIは存在するものと思われます。
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