9to5Macは5日(現地時間)、米アップルが開発中と噂されている腕時計型コンピューター「iWatch」に向けて開発したと思われるフレキシブルバッテリーの特許を申請したと伝えています。
これまでにもアップルがiWatchに向けてフレキシブル素材の特許を取得しているとお伝えしてきましたが、今回の特許もまたiWatchに向けたものであるとみられます。
今回の特許は、バッテリーパックに関する技術で、バッテリーを小分けに隔離して包むことにより、バッテリーを内蔵した柔軟性のあるデバイスの生産が可能になるというものです。このバッテリーには、充電池の他にも太陽光電池などを埋め込むことができ、iWatchには最適なバッテリーとなりそうです。
スマートウォッチの課題としてよくあげられるバッテリー駆動時間の問題ですが、この技術を使えばバンド部分にもバッテリーを内蔵することが可能になり、極限までスペースを活かした設計でバッテリー問題の解消が期待できます。また、過去にも噂されているように太陽光電池の技術がiWatchに応用されるとなれば、バッテリーを意識して使用することがなくなるかもしれません。
iWatchについては、先日アップルが日本やロシア、台湾など世界各地でiWatchの商標登録を出願しているとお伝えした通り、着々と発売に向けての準備が進められているようです。
今回の特許は柔軟性という点だけではなく、限られたスペースを活かすことができるバッテリーパックでもあると考えられ、他のデバイスでの応用も期待できるかもしれません。
[Patently Apple via 9to5Mac]
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