TFT Centralは17日(英国時間)、DELLが公式サイト上に公開したUSBサウンドバー(AC511)の対応製品リストから得た情報として、同社がPC向けに4K解像度対応ディスプレイの販売を多数計画している可能性を指摘しています。
今回明らかになった型番は以下の4つ
- UP3214Q
- UP2414Q
- U2414H
- U3415W
まず「UP3214Q」ですが、こちらはシャープ製の31.5インチIGZOパネルを採用した4K解像度対応ディスプレイで、10bit RGBをサポートしており、プロフェッショナル向けモニターになるものと思われます。厳密な画素数は3840×2160。同じパネルを利用した製品はシャープ本体からも発売されているほか、ASUSが「PQ321Q」という製品名で発売しています。
2つ目の「UP2414Q」は、LGディスプレイ製の23.8インチで4K解像度に対応したディスプレイであるとみられています。厳密な解像度はこちらも3840×2160。
3つ目の「U2414H」は、LGディスプレイ製の23.8インチでフルHD解像度(1920×1080)を搭載するディスプレイであるとみられています。LGの公式発表では「超極細ベゼルである」とされており、パネル自体の公称ベゼル幅はわずか2mm。デザイン性にこだわったディスプレイになるかもしれません。
画像はASUSのPQ321Q
最後の「U3415W」については全く情報がありません。34インチ前後のパネルが採用されるとみられていますが、この画角のパネル製造については各メーカーからアナウンスが無く、何か特殊なパネルを搭載している可能性もあります。
DELLが好評販売中の2560×1600ドット表示に対応した「U3014」は、実売価格が10万円を切る程度になることもある一方で、多くの方が待望している4Kディスプレイは価格が35万円程度と非常に高額です。今回明らかになったUP3214QやUP2414Qも20万円台後半~30万円台前半になるとみられており、4K解像度の “金銭面での壁” はまだまだ突破できそうにありません。
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