米グーグルは1日(現地時間)、メガネ型コンピューター「Google Glass」が近日中に、フルブラウザとより多くのハンズフリーコマンドに対応し、連絡先機能も拡張されることを発表しました。アップデートは数日以内に配信される予定です。
ハンズフリーコマンドの追加については、テキストメッセージを読んで返信したり、電話着信に応じることができるようになります。テキストメッセージを受信した時には “ok glass, read aloud” と喋ればGoogle Glassがテキストメッセージを朗読し、 “ok glass, reply.” でメッセージに返信することができます。また、電話がかかってきたときには “ok glass, answer call.” と喋れば電話に応じることができます。
また、フルブラウザ機能にも対応しました。フルブラウザは本体サイドのタッチパッド部で、スクロール・ズーム・クリック操作などをおこなうことができます。
さらに、これまでの連絡帳アプリでは最大10人までの友人しかサポートしていませんでしたが、このアップデートにより「Gmail」の連絡先に登録された相手すべてを利用できるようになります。
一般販売を目指し、Google Glassの完成度がますます上がっていることが実感できます。グーグルがメガネ型のウェアラブルコンピューターに力を注ぐ一方、米アップルは腕時計型コンピューター「iWatch」を開発していると噂されており、つい先日、日本でもiWatchの商標が出願されていたことが判明しました。ウェアラブルコンピューターはまだまだ一般的なデバイスとは言い難いのですが、近い将来、Google GlassやiWatchが我々の生活を一変させてくれることはありえるのでしょうか。
[Google]
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