Economic Daily Newsは12日(現地時間)、Retina解像度ディスプレイのパネル不足により、Retina版「新型iPad mini」の発売は年末から来年初頭(2014年1月〜3月)に延期されたと伝えています。また、新型iPad miniにはRetina版と通常解像度版の両方が用意されているとのこと。
2012年に発売された「iPad mini」は1024×768ドットディスプレイを搭載していましたが、Retina版の新型iPad miniは第4世代iPadと同じく2048×1536ドットディスプレイを搭載する予定とのこと。第5世代の「新型iPad」は9月に登場することが予測されていますが、新型iPad miniは同時には登場しない可能性があります。
画像は現行世代の製品
新型iPad miniについては、KGI証券のアナリストを務めるミンチー・クオ氏がその登場が生産上の問題から遅れることを指摘しています。さらに、DisplaySearchのアナリストを務めるRichard Shim氏は、プロセッサが刷新されスリムになった新型iPad miniが年内に登場するものの、Retina版のiPad miniの登場は2014年になることを予測しています。
両アナリストともアップル製品の噂において、その観測にはそれなりの信頼を置かれている人物であり、今回の情報とも予測が一致しています。今月末にも登場が予測されているASUSの「新型Nexus 7」が1920×1080ドットの高解像度ディスプレイを搭載すると噂される中、もし年末商戦に通常解像度のiPad、もしくは通常解像度の新型iPad miniしか用意できないとすると、米アップルにとってはハンデを負った商戦となりそうです。
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