UQコミュニケーションズ株式会社(以下、UQ)は29日、高速無線インターネットサービス「WiMAX 2+」を今年10月末から開始すると発表しました。サービス開始時の通信速度は110Mbpsになるとのことです。
さらに、2017年には下り1Gbps超の通信速度達成を目指し、左記には、キャリアアグリゲーションや256QAM変調方式、8×8MIMOなどの技術を採用。WiMAX 2+のエリア展開は現在の「WiMAX」提供エリアに重ねる形で拡大し、WiMAX 2+とWiMAXの両方が利用可能な端末も提供されるとしています。
UQはWiMAX 2+の特徴として、以下の5つを挙げています。
- 超高速モバイルブロードバンドサービス
将来的には下り1Gbpsを超えるスピードを実現 - 周波数利用効率のさらなる拡大
ネットワーク収容能力の向上 - TD-LTE方式との互換性確保によるエコシステム構築
端末や設備などをより安価に調達 - 高速モビリティ機能の拡大
時速350kmでの高速大容量通信を実現 - WiMAX(802.16e)とのシームレスなサービスを維持
現在のWiMAX端末も引き続き利用可能
WiMAX 2+では、すでにUQに割り当てられていた2.5GHz帯の30MHz幅に加え、今月26日に総務省から追加割り当てされた20MHz幅を加えた50MHz幅でのサービス提供が行われるとしています。
2.5GHz帯における追加割り当てでは、同社はソフトバンクとの争いを制してこの帯域幅を取得しました。ソフトバンクの社長を務める孫正義氏は、この割り当ての経緯には不透明な部分があるとして行政訴訟も検討していると発言していました。
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