ソフトバンクモバイルは30日、シャープ製のAndroid搭載スマートフォン「AQUOS PHONE Xx 302SH」を発表した。発売は2013年12月上旬以降。
ソフトバンクが提供する「Hybrid 4G LTE」に対応し、下り最大110Mbpsの通信を利用できる。FDD-LTE方式の「Softbank 4G LTE」とAXGP方式の「Softbank 4G」の両方に対応し、これをHybrid 4G LTEと呼んでいる。
FDD-LTE方式のSoftbank 4G LTEは、ソフトバンクの2.1GHz帯のネットワークに加え、イー・アクセスが提供する1.7GHzのネットワークも利用できる。いわゆる「ダブルLTE」として展開しているもので、75Mbpsの高速通信が可能な「倍速ダブルLTE」も順次拡大していくとのこと。なお、Hybrid 4G LTEはAXGP方式のSoftbank 4Gがエリア内の場合、Softbank 4Gを優先して繋げる仕組みであるとのこと。
AQUOS PHONE Xx 302SHの大きな特徴としては、世界初となる「3辺狭額縁」設計のディスプレイを搭載した点。通常、”極薄ベゼル” と呼ばれる端末は本体左右の2辺のみが狭額縁であることが一般的であるが、AQUOS PHONE Xx 302SHは上辺も狭額縁。これにより、前面における画面占有率が80.5%を実現。従来機種と比較して小型化しながらも画面サイズを5.2インチに拡大することに成功した。
5.2インチの液晶画面は1920×1080ドットのフルHD表示に対応。シャープが独自開発したLSIチップを搭載することで色彩・彩度・明度を調整し、細部まではっきりと鮮やかな表示ができる。
また、「二日間余裕で利用できる」と称した大容量バッテリーも搭載。実用量は2,600mAhとなる。CPUにはクアルコム製のSnapdragon 800「MSM8974」を採用。2.2GHz駆動のクアッドコアでハイパワーな処理を実現する。
さらにテレビ放送の受信機能はワンセグだけでなく、フルセグ放送の受信にも対応。フルセグ放送は家庭用テレビでも利用される放送波。ワンセグと比較すると高精細かつノイズが少なく、鮮やかなテレビ放送を楽しむことが出来る。
カメラにはF値1.9という非常に明るいレンズを搭載。約1630万画素のCMOS撮像センサー組み合わせて、開放撮影時には “背景をぼかす” といった表現が可能になった。
搭載OS | Android 4.2 |
ディスプレイ | 5.2インチ S-CGSilicon液晶 |
解像度 | 1920×1080ドット |
CPU | 2.2GHz駆動 クアッドコア Snapdragon 800 MSM8974 |
RAM | 2GB |
内蔵ストレージ | 32GB |
外部ストレージ | microSDXC対応 |
背面カメラ | 約1630万画素 F1.9レンズ |
前面カメラ | 約120万画素 |
対応ネットワーク | Hybrid 4G LTE対応 W-CDMA : 900/2.1GHz FDD-LTE : 900/1.7/2.1GHz AXGP : 2.5GHz |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Bluetooth 4.0 |
NFC | 対応 |
おサイフケータイ | 対応 |
ワンセグ | 対応 |
フルセグ | 対応 |
赤外線通信 | 対応 |
バッテリー容量 | 2,600mAh |
防水 | IPX5,IPX7 |
サイズ | 約132(H)×70(W)×9.9(T)mm |
重さ | 約147g |
展開色 | ラピスブルー、ホワイト、ブラック、ピンク |
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