加ブラックベリー社は20日(現地時間)、同社が最新の四半期決算において約1000億円の損失を計上する見込みであることに加え、従業員4500人を削減(レイオフ)することを明らかにしました。これは全従業員の40%にあたる規模で、つい先日に報じられていた内容通りとなります。
ブラックベリー社は、スマートフォン端末「BlackBerry」を主力製品として販売するカナダ企業。QWERTYの物理キーボードを備えた端末が最も有名で、今年になって全面液晶パネル形式のスマートフォン「Z10」を投入。つい数日前には後継機種となる「Z30」を発表したばかりでした。
なお1000億円の損失見込みに関する内訳も公開されており、その主因として前述の「Z10」における販売不振が挙げられています。Blackberryの人気端末がQWERTYの物理キーボードを搭載していたことも起因していてか、既存ユーザーには受け入れられ難い商品であったのかもしれません。その一方で、他のユーザーはAndroidスマートフォンやiPhoneと比較すると端末自体に魅力を感じなかった可能性があります。
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